知らないうちに損してる?「残念な求職者」の3つの特長
キャリアアドバイザーとしていろいろな方と接していると、やりとりの中で「残念だな…」と感じてしまうことがあります。一体何がそうさせるのか、また、「残念な人」と思われないためのポイントを解説します。
その1 メールに署名がない
転職を成功させるためにはあれをやって、これをやって…といった情報はたくさんありますが、意外と知られていないのは、「やるべきことをやらない」ことのマイナスです。
たとえば、履歴書を送るメール。「履歴書です。よろしくお願いします」とだけ書いてあって、自分の名前も連絡先も書かれていない。こんなメールは、スマホから適当に送ったような印象を与えます。
郵送の場合も、封筒に履歴書だけ入れて送ってくる人がいる一方、名前や連絡先など必要な情報をしっかり記載している方も。そんな人は「きちんとしているな」と感じさせ、その後のやり取りもスムーズに進むことが多いのです。
その2 写真がいい加減
写真も採用には非常に重要な判断材料ですが、自分から価値を下げてしまうような印象の良くない写真を送ってくる方が全体の1~2割はいます。
印象の良くない写真とは下記のような写真です。
・スマホで撮った自撮り写真
・ラフな私服姿の写真
・背景に部屋が映り込んでいる写真
・光が不自然、画像がぼけている写真
・かなり前に撮影した、今の姿とまったく違う写真
一方で、写真専門店などの証明写真サービスで撮影した、鮮明な写真を送ってくる方は、全体的に対応も丁寧で、「この人には良い案件を紹介したい」と思える方が多いのです。
その3 電話やメールを一方的に切る
「残念だな」と感じる人に共通しているのは、一方的なコミュニケーションです。
・電話をかけると、無言ですぐ切る
・「今、出られません」と言ってガチャっと切る
・面談の詳細を送っても返信がない
こんな風に相手を軽んじた対応を取り続けられると、「この人は信頼できない」と判断せざるを得ません。
「残念」な印象は一生つきまとう可能性も
医療業界、特に美容医療は狭い業界です。「あの人、対応が悪かった」という情報が医療機関で直接共有されることはなくても、「名前を聞いたことあるかも」「あまりいい噂は聞かない」というように、ぼんやりと悪い印象が広まる可能性はあります。希望の転職をかなえるためにも、転職した後にイキイキ働くためにも、ちょっとした心がけで「残念な人」にならないようにしましょう。
