「思わず応援したくなる」求職者とは

キャリアドバイザーが「この人には本気でサポートしたい!」と熱い気持ちになれる人には、いくつかの共通点があります。転職活動においては能力以上に大切かもしれない「応援される力」について解説します。

対応が早い人

履歴書や職務経歴書に関して「ここの表現を少し変えてみてください」「もう少し詳しく書いてください」と伝えたとき、その日のうちや翌日には修正済みの書類を送ってくれる方がいます。
こうした素直さや対応の早さは、転職に対する熱意の表れでもありますし、私たちも「すぐに次の段階に進めよう」と気持ちが動きます。
逆に、何度お願いしても修正が返ってこなかったりすると、転職に対する本気度を懸念し、続けてご支援することが難しくなってしまいます。

相手を気遣える人

「ちょっと自分ではできないのですが、どうしたらいいですか?」
「お忙しいと思いますが、教えていただけますか?」
そんなふうに、相手の立場を考えた言葉を添えてくれる方は、やはり応援したくなります。

反対に「やってもらって当然」というスタンスの方は、“人間関係を築くのが大変そうだな”という印象を持たれてしまいます。

感謝できる人

「お忙しい中ありがとうございます」
「助かりました」
など、たったひと言の気遣いがあるだけで、こちらの気持ちも変わります。

そういう方は「現場で患者さんに対してもきっと同じように接することができるだろうな」と感じられ、紹介にも自然に力が入ります。

質問ができる人

求職者の中には、「ここで聞いていいのかな」と悩んでしまう方もいますが、実は、素朴な質問を投げてくれる人の方が転職活動をうまく進めていく傾向があります。
聞いてもらえることで、私たちキャリアアドバイザーも、より的確なアドバイスができますので、質問はどんどんしてみましょう。

コミュニケーションが丁寧な人

メール一つでも、言葉の選び方や敬語の使い方から「この人は周囲との関係性を大事にできる人だな」と感じ、応援したくなることがあります。
結局のところ、私たちが見ているのは、その人が現場に入った時、周囲とうまくやっていけるかどうかです。
普段のやりとりでのコミュニケーションが丁寧な方は、転職先でも必ず評価されます。

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